胎児のときも生れてからも、同じような順番で身体を触り身体地図を作ろうとしてる
お母さんのお腹にいる胎児は「自分の顔→頭→体→手→足」の順番で触り、指しゃぶりをする。
生れたあとの赤ちゃんは
自分の顔を触り、指しゃぶり(生後1カ月半~3ヶ月)
↓
手と手を合わせるしぐさをする(4ヶ月頃)
↓
自分の手を足に持って行く・足を口い入れる(5~6か月頃)
胎児のときも生れてからも、同じような順番で身体を触り身体地図を作ろうとしてる。
自ら刺激(自発的・主体的)して「マッピングによる自己認知」これを通して「自分の脳を作ってる」ということは、「身体をラクにすることで脳をラクする」とは別に、顔→頭→体→手→足プラス指という順番で触れてあげると脳の発達が促されるんじゃないかな?
脳の発達というのは
胎児期に脳のもとになる神経板や神経管、神経芽細胞が出来る
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それが、大脳、小脳、延髄などに分かれて成長していく
↓
脳の中に神経細胞(ニューロン)が発生する
↓
他の神経細胞と結合するようになる
この「他の神経細胞と結合するときに”シナプス”を介して、情報の伝達をし合う、神経細胞同士のネットワークづくり」のこと。
シナプスの接続が上手くいかなかった要因は色々考えられるだろうけど、もしかしたら「自分の顔→頭→体→手→足の順番で触り、指しゃぶりをする」の”どこかをやり忘れる”もしくは、”触り足りなかった”ことが、要因のひとつなのかもしれない。
こういうことを考えると「顔→頭→体→手→足プラス指」という順番で触れてあげることで脳の発達が促される可能性があるという想像もあながち間違ってないのではないかと思います。
慢性的な痛みによって書き換えられた身体地図も、もしかしたら「顔→頭→体→手→足プラス指」という順番で触れてあげると再構築されるかもしれないな。
一番大事なのは胎児や赤ちゃんが「自ら(自発的・主体的)刺激すること」だから、子どもたちが自分の身体にたくさん触れているのは、自発的・主体的に自らヌケを埋めようとしているサインかもしれない。
すぐに問題行と捉えずに、意味を考え子どもの変化を良く観ることが大切ですね。