大脳皮質
Fileその11【大脳皮質】
・大脳半球の表面(いわゆる脳の表面)から約3mmの部分(灰白質の部分)
※灰白質→神経細胞体の集まり
※大脳、小脳、脳幹の中心部に集まった灰白質→核
※皮質の下は白質→神経線維の集まり(髄質)
・原皮質、古皮質、新皮質がある
・大脳半球は中心溝、外側溝、頭頂後頭溝で4つの葉に分けられる。
・4つの葉→前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉、(+島)
・大脳皮質にある溝→大脳溝
・溝と溝の間の高まり→大脳回
・領域ごとに異なる機能を担っている(機能局在)、その各領域→野
・ブロードマン・エリア→コルビニアン・ブロードマンが各皮質野に1〜52まで番号を付けた、脳の地図
・機能面では、
「感覚野」(一次体性感覚野;1〜3野)※視覚野:17野・聴覚野:41野
「運動野」(一次運動野:4野・捕捉運動野、運動前野:6野)
「連合野」(前頭連合野・側頭連合野・頭頂連合野)
・ペンフィールド・マップ→運動野と感覚野の体部位局在性をわかり易く図示したもの
※体部位局在性→大脳皮質の各領域が体各部の機能を担っていること
「前頭連合野」
・高次機能を司る
・行動の決定、結果の予測、抽象的思考など
「側頭連合野」
・物体の認知、エピソード記憶(出来事記憶)に関与
※エピソード記憶
・陳述記憶(宣言的記憶:意識を伴った記憶、覚えた知識や過去の体験等を、言葉などで表現できる記憶)の一つで、個人の経験や出来事の記憶
「頭頂連合野」
・空間や身体の認識に関与
「大脳皮質で痛みを誘発する侵害刺激により活動が増える領域」
・一次体性感覚野
・二次体性感覚野
・前頭前野
・前帯状回
・島皮質
など