オーバートレーニング症候群
こんにちは。
金田です。
かねた整骨院のブログへようこそ。
今回は、「スポーツを休むことの大切さ」を伝えたいので、オーバートレーニング症候群について書きます。
オーバートレーニング症候群とは
オーバートレーニング症候群は、過度なトレーニング負荷や過度な練習に対して回復が追い付かない状況が続くことで慢性的な疲労状態となり競技力が低下し、短期間では回復できなくなった状態をいいます。
他の原因となる病気(疾患)の除外は必須になります。
オーバートレーニング症候群の症状
◆疲労症状
- 筋肉、腱、関節の痛みや疲労
- 痛みや疲労がとれない
- パフォーマンスの低下
- すぐに息が上がる
- 疲れやすくなった
- 筋力低下
- 食欲不振
- 体重減少
◆精神・心理症状
- モチベーション低下
- 抑うつ気分
- 不安、焦り、イライラ
- 注意力低下
- 不眠
- 集中力低下
◆自律神経機能異常
- めまい
- たちくらみ
- 胸部不快感
- 便秘、下痢、腹痛
- 睡眠障害(不眠や過眠)
- 起床時の心拍数変化(増加や減少)
◆免疫機能低下
- 風邪を引きやすい
- 口内炎
- 口唇ヘルペス
などなど、色々な症状が出現すると言われていますが、1部分しか出現しないこともあると言われています。
ここで注意しなければいけないのは、上記のような症状が出たからと言って、すぐにオーバートレーニング症候群だと決めつけないことです。
他の原因となる病気、例えば、脳の病気、貧血、うつ病、癌などを除外することが大事です。
治療
オーバートレーニング症候群は、「負荷と回復のバランスが崩れてしまった状態」になりますので、治療の基本は、
- トレーニングや練習を休む
- 栄養(食事)と睡眠の確保
だと言われています。
心のダメージが大きい場合は、必要に応じてカウンセリングなどをうけることも治療になります。
ただ、オーバートレーニング症候群になってしまった場合、治るまで時間がかかるので、「予防」が大事になってきます。
予防
予防で一番大事なのは、これも治療同様
- トレーニングや練習を休む
- 栄養(食事)と睡眠の確保
になります。
整骨院に毎日通院する時間があったら、早く家に帰って、ご飯を食べ、お風呂に入り、スマホを控えて、早く寝て下さい。
まとめ
要点のまとめですが、オーバートレーニング症候群は、
- トレーニングや練習による負荷と回復のバランスが崩れてしまった状態
- オーバートレーニング症候群になると治るまで時間がかかる
- 予防がとても大事
- 予防は「トレーニングと練習を休む」「栄養(食事)と睡眠の確保」
です。
強くなる上手くなるなど競技力の向上には、繰り返しのトレーニングと練習は必要不可欠ですが、「休む」ことも大事になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。