怪我や不調も子どもたちの状態によって出方も回復の仕方も違います。
痛みや身体の不調が少しでもラクになり、子どもたちが思い切りスポ少活動や部活動ができるようお手伝いするのは僕の仕事です。
ですが、日々、子どもがどのような状態なのかを観察したり、子どもたちが余計なプレッシャーを感じずスポ少や部活に専念したり、怪我や不調を治すために身体を休ませることができる環境を整えるのは親の役目です。
監督やコーチにも同じことが言えます。
怪我や不調も子どもたちの状態によって出方も回復の仕方も違います。
例えば、身体がうまく使えていない場合は、投球フォームや走り方など「形」の修正より先に「まずは身体を使えるようにしていくこと」が大事です。
本当にそのスポーツが大好きで自ら主体的に取り組む子どもと、親(大人)の期待に応えるために頑張っている子ども、親(大人)の気を引くために頑張っている子どもでも、怪我や不調の出方と治り方は違います。
そういうところを全部ひっくるめて予想し施術し、セルフケア・セルフマネジメント法をお伝えするのは施術家の仕事ですが、親が自分の子どもを観察せず、親の固定観念ばかりで見ていると、同じことを繰り返すことになります。
本当に子どものことが心配なら、子どものことを思っているなら、しっかりと子どもを観察し、ご家庭でも子どもに合わせたケアを行ったほうが良いのではないかと思います。
どんな方法があるか、合いそうなのかを考えることに困ったりしたときは、遠慮なくご相談ください。