慢性腰痛の施術について~その3~
こんにちは。
かねた整骨院の金田隆佳です。
・急性痛と慢性痛は痛みの仕組みが全くことなる
・治療法も全く異なる
・心理社会的要因が大きく影響している
・認知行動療法(心理療法)とエクササイズ(運動療法)が治療のメインとなる
・患者さん自らが生活スタイルや考え方の癖に気づき、修正していくことがとても大事
ということを書きました。
今回は、そこをふまえて、かねた整骨院では実際にどのような施術を起こっているのかを説明していきます。
1,情報の提供
腰痛に対する恐怖や不安が少しでも和らいでくれるよう、生理学的な考え方と科学的根拠のある情報をお伝えしています。
2,揉みほぐすなどで全身の調整
慢性腰痛には、手で揉みほぐしたりの等、徒手療法の効果は弱いことが分かっています。
ですが、「痛み」という脳と身体へのストレスにより自律神経のバランスが崩れ、筋肉が緊張し、血管収縮により血流も悪くなっていることが多いので、手で揉みほぐしたり、整体法などを活用し、余分な緊張をゆるめるために、筋肉、関節など全身の調整を行っています。
3,運動療法(エクササイズ)
運動療法は有効性が認められていますし、「自らも施術に参加する」という自発的な行動はとても大事なため、その人の状態に応じたエクササイズをお伝えしています。
4,心理療法
かねた整骨院で認知行動療法を受けることはできませんが、「リフレーミング」なら患者さん自ら取り組むことができるのではないかと考えていますので、そのやり方をお伝えしています。
ソマティック・エクスペリエンシング(SE療法)という、身体にアプローチする心理療法がありますので、揉みほぐしや整体法を活用し、手で患者さんの身体に触れる施術を行います。
慢性腰痛でしんどい思いをされている方は、様々な「ストレス」が関係していることがとても多いので、「自律神経の仕組みに基づいたセルフケア」をお伝えしています。
慢性腰痛だけではなく、肩こりや身体の不調でお悩みの方にも、同様の施術を提供しています。
お困りの際は、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!!