足の冷え性
こんにちは。
かねた整骨院の金田です。
今回は、当院の患者さんからのリクエストが多かった、「足の冷え性」について書きます。
冷え性とは
冷え性とは、血管が収縮し毛細血管の血流が悪くなることで、手足の体温が下がってしまうことだと言われています。
血管が収縮し血流が悪くなるということは、自律神経系のバランスが崩れ、交感神経系の活動が亢進されてることになります。
血流が悪くなる原因
その1交感神経系活動が亢進される
自律神経系のバランスが崩れ、交感神経系活動が亢進される理由としては
・ストレス
・生活習慣の乱れ
が考えられます。
それ以外に
・運動不足
・筋力不足
・鉄不足
・飲酒、喫煙
・食事内容(栄養バランス)
・農薬や食品添加物に反応してる
・小麦(グルテン)が合わない
など、色々なことが考えられます。
【その2】筋緊張の亢進
筋肉の緊張が強くなることで血流が悪くなっている可能性もあります。
基本的には膝から下の
・腓腹筋
・ヒラメ筋
・長趾屈筋
・長母指屈筋
・後脛骨筋
の緊張が亢進されることで、そこを通っている後脛骨動脈が圧迫され血流が悪くなることも考えられます。
上記筋群のケアをしても緩和されない場合は
・内側広筋
・鶩足部
といった膝の内側の緊張
・腸骨筋
・大腰筋
といった鼠径部の筋肉の緊張が関与していることも考えられます。
対処法
まずは、ストレスや生活習慣、食事などがどうなっているのかを確認し、見直せるところから見直していくことが大事です。
同時に、腰から下半身にかけての筋群のケア、例えば、届くところなら自分で揉みほぐしたり、ストレッチしたりも大事になってきます。
冷え性も、慢性痛や他の不定愁訴同様、「○○を飲んだから治る」「○○療法をやったから治る」というような魔法のような治療法は存在していません。
からだのケアはもちろんですが、生活習慣や食事など色々な方向から考えていくことが大事になってきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!!