筋肉のコリ(筋硬結)
こんにちは。
かねた整骨院の金田隆佳です。
今回は、「筋肉のコリ(筋硬結)」について書きます。
- 腰痛や肩こりなど筋骨格系の痛みや不調
- スポーツコンディションやパフォーマンス
- 自律神経症状
に影響を与える要因として、筋肉内にできる「筋硬結」というものが考えられます。
かねた整骨院では、この筋硬結のことを「筋肉のコリ」と表現しています。
筋肉は、アクチンフィラメントとミオシンフィラメントが滑りこむことで収縮します。このアクチンフィラメントとミオシンフィラメントが癒着を起こすことにより循環障害が起こり、筋肉の酸素欠乏と栄養低下によるエネルギー欠乏を招きます。
その結果、さらに癒着が持続して筋硬結が形成されると言われています。
循環障害が起こったり筋硬結が形成されると、発痛物質濃度が高まり、ポリモーダル受容器が刺激され、脳が痛みや不調を感じ取ります。
簡単に説明すると、これが「筋肉のコリで不調になる仕組み」です。
筋硬結は、手で触ると、コリコリ・ぬるぬるした独特の感覚があるので、熟練した徒手療法家なら分かります。
この筋硬結に対して揉みほぐしたり、ストレッチすることで、筋肉の酸素欠乏とエネルギー不足が改善され、
- 腰痛や肩こりなど筋骨格系の痛みや不調の改善や緩和
- スポーツコンディション改善
- スポーツパフォーマンス向上
- 自律神経症状の改善
つながると考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!